大工工事と道具
現場で鑿を研ぐ風景は最近見なくなりましたが、今の現場ではこれが日常です。
正直心洗われます。
良い仕事は良い道具からと、小僧の時に聞きました。
刃物を研げないと良い仕事はできません。
親方のような大工は年々少なくなっています。
効率を求め、早く、安く、には時として大切なものを無くしていると言えます。
こういう仕事をさせて頂く現場やお客様には感謝しかありません。
親方が言ってました。「昔は夕食の後に毎晩同期の仲間と誰が上手く早く研げるか競争したとの事」
「競争はするが上手くなるやり方をお互い教えつつ切磋琢磨した」そうです。
そこから本当の仲間ができたそうです。今はその競争がしにくい環境にあります。
奥が深いなぁ…
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